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「鬼才」「奇才」「天才」:日本人的10個“才”哪個最厲害?

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日本語には同じような意味合いで、使いわけに悩む言葉がある。たとえば「才」という漢字がつく言葉。「奇才の映畫監督」や「天才ハッカー」などといった使い方で、人の才能や頭のよさを表す言葉を耳にする。だが、結局どれが一番なのだろうか? 創価大學文學部教授の山岡政紀さんに聞いてみた。

ing-bottom: 75%;">「鬼才」「奇才」「天才」:日本人的10個“才”哪個最厲害?

在日語中有些意思相同,使用時不知道該如何區分使用的詞語。例如包含“才”這個漢字的詞語。我們聽說過諸如“奇才の映畫監督|電影導演中的奇才”“天才ハッカー|天才黑客”的表達方式,來形容人的才能或是頭腦聰明。到底哪個詞語能夠表示才能和智慧的最高境界?我們諮詢了創價大學文學部山岡政紀教授。

■優れた才能を表す二字の言葉は10語

■表示優異才乾的二字詞語有10個

そもそも才がつく漢字二文字の言葉はどれくらいあるのだろうか?

包含“才”字的兩字詞語到底有多少呢?

「私自身も執筆者の一人である『明鏡國語辭典 第二版』(大修館書店、2010年)には、才がつく漢字2字の言葉は全部で48語掲載されています。そのなかで、優れた才能、またはその持ち主を指す言葉は10語。50音順に紹介すると、異才(偉才とも書く)、英才(穎才・鋭才とも書く)、鬼才、奇才、賢才、才英(才頴とも書く)、才知、秀才、俊才、天才です」(山岡さん)

“在我本人作爲執筆者之一的《明鏡國語詞典 第二版》(大修館書店,2010年)中,包含“才”字的兩字詞語一共有48個。在那之中,表示優異的才幹,或者是有優異才乾的人的詞語有10個。按照50音的順序來介紹的話是,異才(也寫做偉才)、英才(也寫做穎才・鋭才)、鬼才、奇才、賢才、才英(也寫做才頴)、才知、秀才、俊才、天才”(山岡先生)

普段耳にしない言葉も多い。

也有很多平時沒聽過的詞語。

■~才を順位付け

■~才的排名

これらの言葉を順位付けしてもらった。

我們請教授給這些詞排了名次。

「厳密に決められているわけではありませんが、私なりに考えてみましょう。第1位は『鬼才』です。これは、『人並みはずれてすぐれている才能。また、その持ち主』という意味です。『鬼才』の『鬼』は、もともと神を表し、人智の及ばないほど優れた才能を意味するので、他を超越していると考え第1位としました」(山岡さん)

“雖然並沒有嚴格的規定,按我個人的想法考慮。第一位是‘鬼才’。這個詞是‘超出一般人的優異才幹。或者是,有這種才能的人。’的意思。‘鬼才’的‘鬼’本來是指神的意思,表示人的智慧無法企及的優異才幹,所以我認爲它應該是超過其他詞語排在第一位。”(山岡先生)

では第2位は?

那麼第2名呢?

「『奇才』でしょうか。これは『まれにみるほどの、すぐれた才能。また、その持ち主』という意味です。ずば抜けて非凡であることを意味するので、『鬼才』以外では最上位に當たる第2位としました。続けて順位を発表すると、第3位は『天才』で、意味は『生まれつき備わっている、きわめてすぐれた才能。また、その才能の持ち主』。非凡なものを持った人への敬意や羨望(せんぼう)が込められております。第4位は『偉才(異才)』で、意味は『きわだってすぐれた才能(を持つ人)』。第5位は『秀才』で、意味は『學問・才能が人並み以上にすぐれた人』です」(山岡さん)

“應該是‘奇才’吧。它的意思是‘極少見的優異的才幹。或者,有這種才能的人’。是超出其他人的,非比尋常的意思,所以我覺得除了‘鬼才’以外它應該排在最高的第二名。接着發表下面的名次,第3名是‘天才’,意思是‘與生俱來的,極優異的才幹。或者,擁有這種才能的人’。這個詞包含着對擁有超出常人才能的人的敬意或者是羨慕的感情。第4名是‘偉才(異才)’,意思是‘擁有極度優異的才幹(的人)’。第5名是‘秀才’,意思是‘學問·才能超出常人水平優秀的人’”

それ以下は?

再往下呢?

「すぐれた才能(をもつ人)という意味の『英才(穎才、鋭才)』、それと意味がとても似ていますが、辭書には『すぐれた才能(また、それを持つ人)』と表記されている『賢才』、才知がすぐれていること(また、その人)という意味の『才英(才頴)』『俊才(駿才)』は同列の第6位です」(山岡さん)

‘英才(穎才、鋭才)’的意思是‘(有)優異才幹(的人)’,和這個詞意思很相似的是‘賢才’,字典上標記的意思是‘優異才能(或者這樣的的人)’,表示才智優秀(的人)意思的‘才英(才頴)’‘俊才(駿才)’並列第6名。”

■獨特のニュアンスがある『天才』

■有獨特細微差別的‘天才’

この中でもよく耳にするのが第3位の『天才』だ。

其中經常聽到的是排在第3名的‘天才’。

「このなかではもっともポピュラーでしょうし、私自身の経験を踏まえてもそう思います。たとえば赤塚不二夫さんの漫畫『天才バカボン』などがありますよね。『天才バカボン』は私も子どもの頃にゲラゲラ笑いながら読んでいました。これが、『秀才バカボン』だと漫畫のユーモラスな感じが出ませんよね」(山岡さん)

“從我的個人經驗來看,在這些詞中‘天才’是最常用的。例如赤冢不二夫的漫畫標題《天才傻瓜》。小時候邊看邊笑,如果漫畫標題換成《秀才傻瓜》的話,就沒法感覺到漫畫的幽默感了吧。”(山岡先生)

確かに『秀才』もよく使う言葉だが、『天才』とはニュアンスが異なる。

確實‘秀才’也是經常用的詞語,但是和‘天才’有微妙不同的感覺。

「どうも『天才』という言葉には優れた人を仰ぎ見る尊敬の念と同時に、それとは表裏一體の羨望からくるのか、皮肉や嘲笑のニュアンスも含んでいるような二面性を感じます。日常會話でも『あいつの言い訳上手は天才的だな』のような文脈で、皮肉として使われますよね」(山岡さん)

“‘天才’這個詞在表示仰望有才之人並懷有尊敬之意的同時,還有着不能確認是否是表裏如一的憧憬,可能包含諷刺和嘲笑之意的兩面性。在日常會話中也有像“那個傢伙真是個會找理由的天才啊”這樣,表示諷刺的用法。(山岡先生)”

本翻譯爲滬江日語原創,未經授權禁止轉載。

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